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古立ケンジ過去・現在・未来への扉

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音への執着。

とあるTV番組で女優の「萬田久子」さんのドキュメンタリーをやっていた。
デビュー当時の話や色々な仕事への挑戦。そして現在に至るまでのドキュメンタリーである。

こういった俳優・女優さんやほかドキュメンタリーを見ると一筋の信念や理念・思想や様々な思いの中でも楽しみながら自分磨きやお仕事をしているように感じる。
もちろん私たち音楽人もそうなのだが・・・。



私は自分の太鼓への音へのこだわりがある。
それは太鼓そのもののおとでもあるが、太鼓の音を育てていく、自分の音にしていくこと。
ちょっと口は悪いが最近の奏者の方やレッスンを教えている方々にはそういった姿勢が見えない。
太鼓=大音量であったり爆音、早く打てるという小手先のテクニックなどなど太鼓本来の音や響きの良さを無視した奏法や打法、音楽作りをしているように感じられる。
一発一打とまでは言わないが、ゆっくりした心地よい音や早くても耳に残る太鼓音を目指したい。

私が音へのこだわりを強く抱くようになったのはある先輩から強く影響を受けたものだ。
今でも第一線で活躍している先輩「レナード衛藤」氏である。
私が初めて出会ったのは23歳のころで氏の初のオーディションプロジェクト「レオプロジェクト」に参加させてもらったことにある。
和太鼓業界において「レナード衛藤」という名前はビッグネームでもあるが、当時の私はグループに属しながらも自分の方向性、いやそんなことすらも考えたことがないくらいにただ単に太鼓を一生懸命に力いっぱい叩いていた。そんな時期にレオプロに参加させていただき、氏の音に対する姿勢やこだわりを直に見させてもらったときには衝撃が走ったのを今でも覚えている。
当時名古屋から東京まで新幹線で往復2万弱。それを月に2〜3回の3,4ヶ月続けた。
それでも行けば必ず勉強になるし、何より氏の一語一句も聞き漏らすまいと思っていたほどだ。それは必ず将来の自分に役に立つから、氏のライブに舞台に立てなくてもいい、袖にいて違う目線で見続けることで得られるものが必ずあると確信しながら見ていた。ただ、もちろん同じ舞台に立てたときは嬉しかったし、その反面何もできなかった。

そんなレナード衛藤という人や同じく太鼓界の先輩ヒダノ修一氏もスタイルは違えど同じように音へのこだわりは持っていたし、もう一つの大きな出会い「仙波清彦」師匠との出会いはまた新しい世界を見せつけられたようだった。
そんな偉人・賢人たちの音・楽器へのこだわりが今の私にもある。
先のブログでも書いたが、桶のWSがこれからあります。
私は現在桶を2つ持っている。もちろん両方とも皮・音へのこだわりを持って作ってもらったものなんだが、
一つは太鼓仲間や異ジャンルの方と一緒に演奏する、比較的高音域の出やすい太鼓と、もう一つが一人で演奏する時に低音域が出やすい桶の二つ。
「桶二つ!?」と驚かれたりするんだが、二つともどうしても必要だし、今現在も私の音「ケンジの音」に育てている最中だ。特に低音域の皮は22歳の時に購入したもので現在9年目。かなりいい音で当然だが私の音に育ってきている。一番のお気に入りだ。その次が太鼓セットに組み込まれている1尺3寸の長胴(欅)だがこれも仲間内からは「ケンジの音やね」と言われるようにいい音に育ってきた。全ての太鼓に愛着があるが特に二つはお気に入りで良く多用する。

だいぶ話が脱線したが、太鼓という楽器は電子と違って生だ。
その日のコンデションによって複雑に変化する。だからこそ「己の音」に育てるのだ。
それには「明確にこういった音がほしい!」や「こんな音になってくれ」といつでも話しかけるし大事に扱う。そうすることで楽器は答えてくれる。
体が資本でもあり、太鼓が資本だからこそ音への信念や理念・思想を持ちながら自分磨き・太鼓磨き音磨きをする。

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