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古立ケンジ過去・現在・未来への扉

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音への執着。

とあるTV番組で女優の「萬田久子」さんのドキュメンタリーをやっていた。
デビュー当時の話や色々な仕事への挑戦。そして現在に至るまでのドキュメンタリーである。

こういった俳優・女優さんやほかドキュメンタリーを見ると一筋の信念や理念・思想や様々な思いの中でも楽しみながら自分磨きやお仕事をしているように感じる。
もちろん私たち音楽人もそうなのだが・・・。



私は自分の太鼓への音へのこだわりがある。
それは太鼓そのもののおとでもあるが、太鼓の音を育てていく、自分の音にしていくこと。
ちょっと口は悪いが最近の奏者の方やレッスンを教えている方々にはそういった姿勢が見えない。
太鼓=大音量であったり爆音、早く打てるという小手先のテクニックなどなど太鼓本来の音や響きの良さを無視した奏法や打法、音楽作りをしているように感じられる。
一発一打とまでは言わないが、ゆっくりした心地よい音や早くても耳に残る太鼓音を目指したい。

私が音へのこだわりを強く抱くようになったのはある先輩から強く影響を受けたものだ。
今でも第一線で活躍している先輩「レナード衛藤」氏である。
私が初めて出会ったのは23歳のころで氏の初のオーディションプロジェクト「レオプロジェクト」に参加させてもらったことにある。
和太鼓業界において「レナード衛藤」という名前はビッグネームでもあるが、当時の私はグループに属しながらも自分の方向性、いやそんなことすらも考えたことがないくらいにただ単に太鼓を一生懸命に力いっぱい叩いていた。そんな時期にレオプロに参加させていただき、氏の音に対する姿勢やこだわりを直に見させてもらったときには衝撃が走ったのを今でも覚えている。
当時名古屋から東京まで新幹線で往復2万弱。それを月に2〜3回の3,4ヶ月続けた。
それでも行けば必ず勉強になるし、何より氏の一語一句も聞き漏らすまいと思っていたほどだ。それは必ず将来の自分に役に立つから、氏のライブに舞台に立てなくてもいい、袖にいて違う目線で見続けることで得られるものが必ずあると確信しながら見ていた。ただ、もちろん同じ舞台に立てたときは嬉しかったし、その反面何もできなかった。

そんなレナード衛藤という人や同じく太鼓界の先輩ヒダノ修一氏もスタイルは違えど同じように音へのこだわりは持っていたし、もう一つの大きな出会い「仙波清彦」師匠との出会いはまた新しい世界を見せつけられたようだった。
そんな偉人・賢人たちの音・楽器へのこだわりが今の私にもある。
先のブログでも書いたが、桶のWSがこれからあります。
私は現在桶を2つ持っている。もちろん両方とも皮・音へのこだわりを持って作ってもらったものなんだが、
一つは太鼓仲間や異ジャンルの方と一緒に演奏する、比較的高音域の出やすい太鼓と、もう一つが一人で演奏する時に低音域が出やすい桶の二つ。
「桶二つ!?」と驚かれたりするんだが、二つともどうしても必要だし、今現在も私の音「ケンジの音」に育てている最中だ。特に低音域の皮は22歳の時に購入したもので現在9年目。かなりいい音で当然だが私の音に育ってきている。一番のお気に入りだ。その次が太鼓セットに組み込まれている1尺3寸の長胴(欅)だがこれも仲間内からは「ケンジの音やね」と言われるようにいい音に育ってきた。全ての太鼓に愛着があるが特に二つはお気に入りで良く多用する。

だいぶ話が脱線したが、太鼓という楽器は電子と違って生だ。
その日のコンデションによって複雑に変化する。だからこそ「己の音」に育てるのだ。
それには「明確にこういった音がほしい!」や「こんな音になってくれ」といつでも話しかけるし大事に扱う。そうすることで楽器は答えてくれる。
体が資本でもあり、太鼓が資本だからこそ音への信念や理念・思想を持ちながら自分磨き・太鼓磨き音磨きをする。
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連載ブログ「ken's eye」現在編 第3編

「ken's eye」とはインタビュアー「古立けんじ」(以下「け」)が和太鼓奏者の「古立ケンジ」(以下「ケ」)の過去・現在・未来についてインタビューするドキュメントブログです。
ライブでは古立ケンジの外面を、ブログでは内面をお伝えしていくこの企画。
しかもこの「ken's eye」、途中に皆さんが気になったことなどがあれば、コメントに書いて頂き、それについてもお答えしていくという「半参加型」のブログです。インタビューの中で気になったことなどがあれば気軽にコメントください。そこから話が膨らんだり、脱線したりします。

連載ブログ「ken's eye」現在編
責任編集者:古立ケンジ
人生の一生をかける目的 目の前にある一瞬の目標に向かって

音楽に、太鼓に興味のなかった一人の若者が人生という名の大きな旅の途中で見つけた大事なものとは。
古立ケンジが和太鼓奏者古立ケンジを語るドキュメントブログ「ken's eye」の中で何を見つけ、何を感じ、何を伝えていくのか?
そしてこれからどこへ向かっていくのかをリアルタイムでお伝えしていきます。                   インタビュアー・古立けんじ

け 東京に行って早2ヶ月が経ちましたが、今の心境はいかがですか?

 やっぱり見るもの感じるものが、同じ日本にいても東京は違いますね。良くも悪くもですけど。
時間が経つのは早いと感じます。それは今までの環境にないものが、ここ東京にはたくさんあるし、何より人の多さと情報の量はたくさんあります。あと電車の路線と(笑)

け 東京に行って感じること、あるいは感じたことなどありますか?

 これといってないですが(笑)、逆にNYで感じたような感覚はないですね。
NYで感じた空気ってほんとに「自由」って言う言葉が合う感覚でした。もちろん仕事で働いてる人もいれば街をぶらついたりしている人もいる、読書している人も犬の散歩もマラソンも、人も物も時間も空気でさえも全てが自由であった。僕はそう感じた。でも東京って逆に時間に人に空気に縛られているような感覚を時々感じます。それが良い時もあるんです。特に僕なんか何か抑制がないとほんと1日中ぶらぶらしてしまうんで。でも全ての人がそういうわけではないけれど、「何で今自分がこれをやっているんだろう」って顔をしている人もいるんです。難しいですけど。そういうところで僕はやっぱり自由人なんだなぁと感じます。だからNYの空気感が合ったのかもしれません。

け 今後東京での活動はどういったことを?

 まず話しておきたいのが、東京に来るときの車中で色々考えたり思ったことがあるんです。
余談ですが僕ドライブが好きなんです。

け このガソリン価格上昇中の時に!?(笑)

 ええ(笑)
車で走っているといろんなことを考えられるんです。ライブでこんなことがしたい、あんなことがしたい。次のライブではこういったことをしようとか。そんな時なんで東京に行くのかを考えたんです。
結局その時は答えが見つかりませんでした。
なぜ東京に行くのか?名古屋で留まっていてはダメだったのか?ってね。もしかすると単純に東京という大都会にただ単に憧れていたのかなとも思いました。
でも見つけました。
今はまだ言えませんが、来年の実現に向けての企画ライブです。

今僕は人生の目的を見つけることができました。この目的は一生かかっても成し遂げられるかどうかわからない目的です。
でもこの目的のために一つ一つの目標を超えて行きたいと思っています。上に行くのか、前に行くのか横なのか後ろなのかはわかりませんが自分の目の前の道なき道を一歩ずつ歩いて生きたと思います。まだまだわからないかと思いますが来年から『形」にしていきたいと思います。

け 歩いてますね。

 はい!

連載ブログ「ken's eye」現在編 第2編

「ken's eye」とはインタビュアー「古立けんじ」(以下「け」)が和太鼓奏者の「古立ケンジ」(以下「ケ」)の過去・現在・未来についてインタビューするドキュメントブログです。
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連載ブログ「ken's eye」現在編
責任編集者:古立ケンジ

音楽に、太鼓に興味のなかった一人の若者が人生という名の大きな旅の途中で見つけた大事なものとは。
古立ケンジが和太鼓奏者古立ケンジを語るドキュメントブログ「ken's eye」の中で何を見つけ、何を感じ、何を伝えていくのか?
そしてこれからどこへ向かっていくのかをリアルタイムでお伝えしていきます。                   インタビュアー・古立けんじ

「オリジナルを超えるオリジナル」


け 前回ライブのお話が出たので、4月に行われるライブについてお聞きしたいのですが、今回は何かご自分の中でタイトルのようなものはあるんですか?

ケ 特にタイトルとかは決めてないですね。
前回千種で行ったときは前グループから独立して初めてのホール公演とNYに行くって事で自分の中では「旅立ち」って言うのを意識しました。
今回は非常にぶつかりあっているんです。

け というと・・・?

ケ 前回も話の中でもありましたが、クラシカルな音楽要素とjazz的要素のちょうど狭間みたいな感じです。
既存の曲をやるにあたって例えば太鼓界で有名なレナード衛藤氏作曲の「彩」。ぼくは昔からこの曲をやってみたかったんです。でもやるのは簡単なんです。リズム的にもそんな難しくありませんしね。でも色んな(アマチュア)チームがやっていますが、オリジナルを超えることはできていないんです。オリジナルの「彩」からさらに進化した独自の「彩」をしなければ僕は納得できないんです。
クラシックって譜面そのままをやることに意義があるって言うか。もちろんそうじゃない場合もありますけど、大体は譜面のテンポ・リズム・強弱・抑揚などなど「忠実に再現」することで聞かせるって、僕は思っているんですが、そこから一歩出たいんですよね。葉加瀬太郎氏の「万讃歌」もしかりです。

け なるほど、太鼓ソリストとしての二つの顔ですね。
ところで現在と言うことで、祭衆さんの話題にも触れたいんですが・・・?

ケ いや~、祭衆さんからのお話は正直自分も驚きました。
まさか来ないだろうと思ってましたからね。内容は明かせないですが(ネタバレになってしまうので)、久しぶりに太鼓の音圧を体で感じましたね。何年ぶり~って感じでしたよ。

け 太鼓の音圧ですか。もともと太鼓自体世界で一番厚い皮の楽器と言われているくらいですから、プロともなればパワーや技術的にもさらに上を行くような音が出るんでしょうね?

ケ そうですね、久しぶりに祭衆道場にお伺いして、メンバー全員で叩かれた日には思わず耳をふさいじゃいましたよ。(笑)自分が太鼓奏者にも関わらずね。
でもなんだか気持ち良くってね。ああ~やっぱ集団音楽って面白いなぁって感じる時もありました。

け グループ音楽とユニット、それにソロってどんな違いがあるんでしょうか?

ケ 僕が思うにですが、グループはやっぱりそのグループの息がありますよね、ユニゾンになるにもアンサンブルになるのも息が合ってしっかり音楽を聞かせられることができると思うんです。
ソロって自分の世界観だと思うんです。自分の世界観をどう表現して、見に来てくださるお客様がどう感じ、思ってもらうか。そう意味ではおバカですが、メガネライブもその一つなんです。
僕が提示するライブの楽しみに方の一つっていう感覚です。
ユニットはまさに間ですよね、独自の世界観を持つ奏者が時としてぶつかったり、同じベクトルになったりと。

け 今回の祭衆さんでは?

ケ 今回は完全にグループ音楽だと僕は感じたので、そのグループになるべく早く溶け込もうと今は思っています。溶け込んだ後から出てくる「古立ケンジ」の音を祭衆さんの中で感じられるようにしないといけないなと思っています。

連載ブログ「ken's eye」現在編 第1編

「ken's eye」とはインタビュアー「古立けんじ」(以下「け」)が和太鼓奏者の「古立ケンジ」(以下「ケ」)の過去・現在・未来についてインタビューするドキュメントブログです。
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連載ブログ「ken's eye」現在編
責任編集者:古立ケンジ

音楽に、太鼓に興味のなかった一人の若者が人生という名の大きな旅の途中で見つけた大事なものとは。
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「創造と破壊を繰り返し、螺旋を描きながら上に上っていく」


け さてここからは、ケンジさんの現在というキーワードを元に探っていきたいんですが、ケンジさんが抱える現在の心境などはどのようなかんじですか?

 現在ですか、僕が現在抱えている心境は「二つの自分を創る」ことですね。

け 「二つの自分」ですか?

 ええ。一つは今まで見てきたもの、これから見るものや経験を活かしての古立ケンジとしての音楽観。これは僕が所属させていただいたGONNAでの経験を活かした音楽観を創ること。もう一つは自分のオリジナルを創るということです。

け 前者と後者の違いはどこにあるんでしょうか?

 そうですね、僕を外から見ている方にはわかりにくいかも知れません。
まず前者の僕はクラシカルな自分を作りたいんです。なんだかんだ言っても僕が在籍し、約5年間苦楽を共にしたのはGONNAですので、独立したからと言ってやってきたそのものは中々壊せませんから、だったら今までのクラシカルな楽器と一緒にやってきた経験を活かしての音楽創りをしていくこと。
後者はそれとは相反する、僕がやりたかったこと、アドリブや即興・太鼓では難しいソロの音楽観などですね。これは自分の中ではJAZZに似た要素だと思っています。しかし今太鼓業界でもJAZZの要素、ようはアドリブや即興は求められていますが、僕にしかないアドリブや即興を創ること。
例えばデュオで、譜面は1枚。なのに7分・8分聴けるくらい面白いとかね。中身は濃い~やつ。(笑)そんなの創りたいですね。

け なぜ二つの自分を?

 僕が思う音楽観って創造と破壊の繰り返しなんですよね。でもその繰り返しが螺旋階段のように螺旋を描いて上に上っていく。時としてそれが上なのか下のかわからなくなりますが、過去の自分を見ながら未来の自分を創造していく。だから二つ必要ですし、毎回僕のライブは同じだって思われないようにはしているつもりでも、どこか似てくる。それを自分でも明確に変化させる為にも、二つの世界観を持つ。これが‘今の僕,の音楽観ですね。

け ギターで言うアコースティックかエレキかみたいな感じですかね?(笑)

 そうそう!(笑)
一昔は前は太鼓業界でもそんな差別化はありましたよ。マイクを立ててしっかり音が聞こえるようにするのか。それともノンマイクの生音重視で太鼓の‘生,を聴いてもらうのかみたいなね。

け それって結局どっちが良いんですかね?

 人それぞれだったり、ライブコンセプトで違いはあると思うんですよね。もちろん太鼓って電波信号にできない音だったりするんで、コードを繋げてって訳にもいきませんから。
単純に機械音か生音かと言われれば生の方がいいですよ。あの重低音は最高です。でもどうしても太鼓との音のバランスや数的なことなどありますからね。それでも僕がいつもお願いしている音響さんは太鼓の生音に限りなく近づけてくれるようにしてくれていますけどね。

け そうですね。太鼓のCDとかってたくさん出ていますけど、中々伝わりにくいですもんね。

 僕の中ではCDはあくまできっかけだと考えています。音だけを聴いて、聞いた人がどんなライブかを創造する。創造できないところもある。そんな音を出す人のライブを見に行きたいと思ってもらえるような作品がCDとして残せるかどうか。それがCDだと僕は思っています。

け ケンジさんはCDは?

 残念ながらまだ残せるところまでいってないんですよ(笑)
考えてないわけじゃないですけどね。まあ、後々に。

連載ブログ「ken's eye」過去編 第3編

「ken's eye」とはインタビュアー「古立けんじ」(以下「け」)が和太鼓奏者の「古立ケンジ」(以下「ケ」)の過去・現在・未来についてインタビューするドキュメントブログです。
ライブでは古立ケンジの外面を、ブログでは内面をお伝えしていくこの企画。
しかもこの「ken's eye」、途中に皆さんが気になったことなどがあれば、コメントに書いて頂き、それについてもお答えしていくという「半参加型」のブログです。インタビューの中で気になったことなどがあれば気軽にコメントください。そこから話が膨らんだり、脱線したりします。


連載ブログ「ken's eye」過去編
責任編集者:古立ケンジ

音楽に、太鼓に興味のなかった一人の若者が人生という名の大きな旅の途中で見つけた大事なものとは。
古立ケンジが和太鼓奏者古立ケンジを語るドキュメントブログ「ken's eye」の中で何を見つけ、何を感じ、何を伝えていくのか?
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「経験や知識を自分もなりきって経験したと仮定・空想・イメージする」

け ケンジさんは色々本をお読みになっていると聞いたんですが、過去に影響を与えられた本や雑誌とかってあるんですか?

 そうですね、本は好きですね。特にエッセイというか、その人が経験してきたことの本とかはよく読みます。その人の本を読むこと自体、僕自身その人に興味があって、その興味のある人の考え方や歩んできた経験などが自分のこれからにもきっと役に立つんじゃないかと思っています。

け どんな方に興味を?

 やっぱりスポーツ選手には興味が沸きましたね。特に「中田英寿」や「イチロー」なんかは皆さんもご存知のように一つ一つの行動や言動、何かを考えながら、思いながら生きているんだと思います。
あとは舞台人の方ですね。特に面白かったのが「志村けん」さんの本です。今でもその考え方・思考がすごい!って感じます。

け 志村けんですか?例えばどんな?

 人生を1日に例えてみるんです。
仮に人生を72歳にして、72を24で割ると1時間3歳という計算です。僕は今27歳なので時間で言うと9時の時刻を指しています。
1日の中で9時っていうと会社に着いたりとか、これから1日の仕事を始める時間ですよね。だから僕の人生もこれから始まるのかなって思うとまだまだやらないといけないことがたくさんあるなって思うです。

け なるほど、面白いですね。他に読まれた本は何かありますか?

 そうですね~、草刈民代さんとか泉元元彌さん。あと舞台人としてここまでよく理解できる、身体的なことや周りのこと、心の葛藤などが一番面白く如実に現れていたのが熊川哲也さんの「Made in LONDON」という本です。舞台人の方には読んでいただきたい本です。すごいリアルでしたよ。

け 今聞いていると結構芸能人の書き下ろしが多そうですが、以外には何かありますか?

 映画になったか映画が小説になったのとかはありますね。窪塚洋介主演の「GO」とか 稲森いずみ主演の「ブルーもしくはブルー」とかね。あと芥川賞作家の綿矢りさ氏の「蹴りたい背中」。当時高校生作家の芥川賞候補作と言われた島本理生氏の「リトル・バイ・リトル」ぐらいですかね。あとリリー・フランキー氏の「東京タワー」です。

け 結構本読んでますね。そんなイメージないんですがね(笑)

 そうですね(笑)読んでますかね?これでも少ないほうじゃないかと思うんですけどね。もっと本は読みたいですよ。それぞれの人生があってそれぞれのイメージっていうか空想があって、それが文章となって別の人間が読める。それをまた読んだ人がどう思うか?この人のここは尊敬できるけどここは私とは違うとか。色んな人がいるから捉え方も様々ですよね。特に若い頃って良い意味で影響を受けやすいですから。映画とかでも子供はヒーローものとか見て映画館から出ると皆もうなりきってますよね。そんな感じで先人のね、経験や知識を自分もなりきって経験したと仮定・空想・イメージすれば何があっても怖くないかなって。でも実際経験するとまた違うんですけどね(笑)



連載ブログ「ken's eye」過去編

「ken's eye」とはインタビュアー「古立けんじ」(以下「け」)が和太鼓奏者の「古立ケンジ」(以下「ケ」)の過去・現在・未来についてインタビューするドキュメントブログです。
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しかもこの「ken's eye」、途中に皆さんが気になったことなどがあれば、コメントに書いて頂き、それについてもお答えしていくという「半参加型」のブログです。インタビューの中で気になったことなどがあれば気軽にコメントください。そこから話が膨らんだり、脱線したりします。

連載ブログ「ken's eye」過去編
責任編集者:古立ケンジ

音楽に、太鼓に興味のなかった一人の若者が人生という名の大きな旅の途中で見つけた大事なものとは。
古立ケンジが和太鼓奏者古立ケンジを語るドキュメントブログ「ken's eye」の中で何を見つけ、何を感じ、何を伝えていくのか?
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「磨き方を教えてあげられるのが大人の役目」

け 高校を卒業する時の進路はどうしたんですか?

 僕は太鼓を始めてからほんとに人との出会いに恵まれたなぁと思っているんですが、一番最初にこの人と出会ってよかったと思える人が高校の太鼓部の顧問のN先生だったんです。
ほんとに僕のことを親身になって考えたり色々助言してくださったりしました。
高校の時の思い出は色々あるんですが、やはり進路ですよね。3年ともなると学校からも進路はどうするんだとか言われます。僕の中では二つに1つだったんです。

け 何と何を?

 夢か現実かですね。具体的に言うと夢というのは当時僕の中でサッカーを続けるか、太鼓をやっていくかという夢を追っていました。
でもサッカーといってもたいしたレベルでもありません。どこかの選抜だのに選ばれるわけでもありませんでした。でもやっていける自信というよりはやるならやってやるという決意はあったんです。それと同じくらいに太鼓にも決意はあったんです。でもどちらを選んで良いかわからない自分がいたんです。今思えば客観的に自分を見ることなんてできませんでしたから、気持ちしかないわけですよ。
そんな時にN先生が言ってくださった言葉が今でもはっきり覚えています。
「お前はサッカーでは食えない。でも太鼓はわからないから、太鼓をやってみないか?お前のサッカーへの情熱をあきらめるのではなく、太鼓へ方向転換してみないか?」と。
普通は学校の先生、しかも高校のと言ったらある程度の実績や何か確信的なことがない限りは、大学や社会人となる道を勧めるかと思うんですが、そんな言葉は一切出てきませんでした。僕の気持ちを見抜いていたんでしょうね。
その言葉で僕は太鼓への道を決意から決断に変えました。

け 中々そこまではっきり言ってくれる先生も今時珍しいですね。

 そうですね、でもその先生のおかげで今の僕があります。
学生時代って何でもできるんですよ。ほんとに何にでも可能性があるっていうか、何にでも化けれるダイヤの原石なんです。でもそれを磨くのも子供の自分自身なんです。その磨き方を教えてあげられるのが大人の役目だったり学校の先生だったりするんですよね。今学校行きたくないとか、行っても無駄とか言われる時代ですが、僕も学生の時には色々悪さも不登校にもいじめにもあいましたが高校行っててよかったなと思っています。それは良き先生との出会いがあったから。
そして僕も今若手を教えたり、中学生を教えたりしていますが、太鼓を教えるのもそうですが、人間的にも僕自身がそう言われる様な人間になろうと思っています。

新連載ブログ「ken's eye」

前々から自分の中で暖めていた特別企画、連載ブログ「ken's eye」を創めたいと思います。
この「ken's eye」とはインタビュアー「古立けんじ」(以下「け」)が和太鼓奏者の「古立ケンジ」(以下「ケ」)の過去・現在・未来についてインタビューするドキュメントブログです。
自分自身を客観的に、かつ自主的にインタビューし、様々な視点から古立ケンジの内面に切り込んでいく連載ブログ。ライブでは古立ケンジの外面を、ブログでは内面をお伝えしていくこの企画。
しかもこの「ken's eye」、途中に皆さんが気になったことなどがあれば、コメントに書いて頂き、それについてもお答えしていくという「半参加型」のブログです。インタビューの中で気になったことなどがあれば気軽にコメントください。そこから話が膨らんだり、脱線したりします。
では創めていきたいと思います。


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責任編集者:古立ケンジ

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古立ケンジが和太鼓奏者古立ケンジを語るドキュメントブログ「ken's eye」の中で何を見つけ、何を感じ、何を伝えていくのか?
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目指すところは「原点」

け まずケンジさんを語る上でこれは外せないでしょう。大阪時代のことを教えていただけますか?

 大阪に住んでいたのは20歳までなんですが、太鼓と出会ったのも17歳?高校2年の時でした。当時僕は少しやんちゃ盛りの時期でしたので目立つほどでもないでしょうが、まぁ先生方が少し気にしてくださっていたんでしょうね。そういう時期ってあるじゃないですか?男なら。でもそんな時期だからこそ何でも挑戦できるって言うか、何やっても怖いもんはないみたいな感じでしたね。その高校2年の時の学園祭で初めて太鼓を演奏したんです。
もちろ2~3ヶ月前に太鼓をやってみろって先生に言われて、昔は「太鼓!?そんなダセェもんできるかっ」って言ってたんですけど、やり出したらうまくできないのが腹立ったんでしょうね。「やってやらぁ!」見たいな感じで始めましたよ。

け 高校生あるいは学生の時とかって仲間でバンド組んだりして結構ロックバンドのコピーとかをやる年代ですよね。そういった音楽はやってなかったんですか?

 音楽は全くやってませんでしたね。自分でもびっくりするくらい。(笑)中学から始めたサッカーを高校まで続けてましたから、音楽は音程がとれなかったり楽器は何もできないといった感じでした。今時分が音楽に携わっているのが不思議なくらいですよ。(笑)
友達にはいましたよ、バンドやってる子。その子のライブとか見に行ったんですけどね。なんかロックとかあんまり好きじゃなくって、今思い出してもその当時何の音楽が流行っててとか思い出せないんですよね。

け じゃあほんとある意味サッカーもしくは太鼓を始めたら太鼓へと気持ちがそっちの方向へ流れていったんですね。

 そうですね、今でもですけど、学生の頃って何にでも興味が沸いてやり出したら吸収するのが早いんですよね。だからやり始めたらのめりこんじゃう性格でもあるんですけど、乾いたスポンジみたいに何でも吸収できるんですよ。だから今でもよーく覚えているんですけど、太鼓部である遊園地のステージで叩いてほしいって言われて行ったんです。そこで演奏したのを今でもはっきり覚えているんですが、演奏し始めても、はじめは当然お客さんなんていないんですよ。皆「遊園地」に来てるんで乗り物とかに視線が行ってるんですが、夕方からの演奏で一番最後の曲がちょうど遊園地も閉園しますってな時間帯の時、その頃お客さんのことなんて考えてないんですよね。自分たちが一生懸命やったり楽しむことしか頭にないんですよ。それが逆に訴えるものがあるっていうか。気がついたら目の前にお客さんが並んで見てて、ものすごい拍手の波が来たんです。そこで初めて我に返って、演奏する喜び、自分を表現する楽しさを感じましたね。

け 学生時代のそういった感情って、大人になったら中々味わえないですからね。

 そうですね。今でも思うのが、あの時の俺が今までの太鼓人生で一番うまいと思いますね。当時の自分の全てを解放し、変な技術もかっこつけもなく、一番自然な形で自分を表現できていたんじゃないかと今でも思っています。
だから目指すところは「原点」なんですよね。

続く

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